ファインバブル導入事例:農業分野
21/08/16 衛生管理事例
●農業分野でファインバブルが使われる理由
マイクロバブルは直径0.5~50μmです。それよりさらに小さい直径0.1μm~100nm以下の気泡を“ウルトラファインバブル”といいます。このウルトラファインバブルは数カ月もの間、浮力が働かず水中にとどまるという性質や、表面はマイナス電荷を帯びるという性質を持ちます。
こうした性質を利用して近年、農業分野でウルトラファインバブルが活用されるシーンが増えてきています。ウルトラファインバブルを農業で利用するといろいろななメリットが期待できます。
ウルトラファインバブルはマイナスの電荷を帯びています。一方、肥料に含まれるマグネシウムやナトリウムはプラス電荷を帯びていますのでこれらの栄養素を気泡の表面に集積しやすくします。
さらにウルトラファインバブルは非常に小さいので、栄養素を集積した状態で、植物へ浸透がされやすくなり、より多くの栄養が隅々まで行き渡ると言われています。
また、実験段階ではありますが、ウルトラファインバブルに含ませる気体の種類を変えることで、さまざま効果が引き出される可能性があります。これにより病気に強くなったり、成長促進、品質向上などに寄与することがわかってきています。
●農業分野でのいろいろな活用方法
ファインバブルはいろんな分野で活用が広がっていますが、その中でも農業分野での活用が進んでいるようです。農業分野で活用する目的としては、成長促進、収穫量の増加、品質向上、鮮度保持などが挙げられます。
利用される産物としては野菜、果物、稲作、花卉(花き)等と幅広いです。例えばレタス栽培の養液にウルトラファインバブルを循環させたり、トマトやいちごの水耕栽培に利用作用して、収穫時期の短縮や収量を増やしたりしています。

また、ファインバブルを含んだ水は浸透作用の向上により、細かい隙間まで入り込むので、収穫した野菜を薬品等を使うことなく洗浄することも可能です。
他にファインバブルは切り花を長持ちさせたり、農業機械などの洗浄に利用できたりと、農業分野で幅広く利用ができます。
●ファインバブル発生装置【ファインアクア】のご紹介

ファインアクアは非常に微細な気泡【ファインバブル】を液中で発生させる装置です。通常の気泡は発生後すぐに水面へ浮上し外部に放出されてしまいますが、ファインバブルは浮力の影響を極めて受けにくく、水中に長期間溶存することができます。
ファインアクアは高速旋回流方式で気体と液体の混合体を発生させます。その高速旋回時に摩擦を生じさせ、ファインバブルにまで微細化することを可能としています。
さらに大きな特徴として、大気以外にボンベ等を使用して様々な気体を液体中に封入することが挙げられます。
これにより、例えば溶存酸素量が非常に高い容液などを生成することができ、生物活性作用など様々な可能性が生み出され、多分野における新たなニーズの開拓が期待できます。
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