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除菌、殺菌、滅菌、抗菌の違いを徹底解説!【簡単3分でわかる】

19/08/09 除菌

私たちが日々快適で健康に過ごすために、身の回りは清潔に保っておくことが大切です。しかし衛生管理に注意していても感染症や食中毒のニュースはたびたび目にします。そのたび世間の衛生管理の意識が高まり、「菌」に対して敏感に反応するようになりました。それに合わせるかのように巷では「菌」にまつわる色んな言葉が蔓延し分かりづらくなっています。みなさんは「殺菌」「除菌」の違いがお分かりになるでしょうか?ここではそれらの言葉を整理していきましょう。

菌への対策方法とは?

 菌には人間に良い影響を与える菌と悪い影響を与える菌があります。快適で健康な暮らしをするために最近は悪影響を与える菌の対策グッズが店頭に並んでいます。商品によって「殺菌」「抗菌」「除菌」など表現が違います。ここではそれぞれの言葉の意味がどのように違うのかを見ていきましょう。

  1. 殺菌
    殺菌とは文字通り「菌を殺す」ということを指しています。細菌を死滅させるということになりますが、この言葉には死滅させる菌の種類や数は含んでいません。そのため一部の菌を死滅させただけでも殺菌と表現できます。消毒薬などの「医薬品」や薬用石けんなどの「医薬部外品」で使える表現です。
  2. 抗菌
    抗菌とは菌の繁殖を防止するという意味で、菌が住みにくい環境をあらかじめ作るということになります。殺菌や除菌のように菌を死滅させるたり取り除くわけではなく、あくまで菌の増殖を抑制・阻害する意味で使われます。製品表面が抗菌加工された肌着や台所用品、文房具やおもちゃなどの抗菌グッズが増えてます。
  3. 除菌
    除菌とは菌を取り除くことで、物体や限られた空間に存在する細菌の数を減らし、清浄度を高めることとされています。広い意味では「殺菌」も除菌に含まれますが、医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」という言葉を使えませんので、「除菌」という表現がよく使われます。洗剤やウエットティッシュなどの除菌グッズで菌をその場から連れ去るイメージです。
  4. 除菌
    除菌とは菌を取り除くことで、物体や限られた空間に存在する細菌の数を減らし、清浄度を高めることとされています。広い意味では「殺菌」も除菌に含まれますが、医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」という言葉を使えませんので、「除菌」という表現がよく使われます。洗剤やウエットティッシュなどの除菌グッズで菌をその場から連れ去るイメージです。

消毒との違い

 消毒とは病原性の微生物を、感染力を失う程度/害のない水準にまで、死滅あるいは減らすることを言います。広い意味で捉えると、人体に有害な物質を除去または無害化することと言えます。

 消毒の手段として殺菌することもありますが、他にも煮沸消毒や紫外線消毒などの方法もあるので滅菌とも殺菌とも違うという意味で使い分けがされています。

  • 煮沸消毒:食器などを熱湯の中で煮ることで付着していた雑菌を減らす
  • 紫外線消毒:紫外線が持つ細胞を損傷させる作用を活用している

医薬品・医薬部外品のアルコール等を使った消毒の場合

 消毒(殺菌)は「医薬品」「医薬部外品」を使って菌の一部を死滅させます。もっとも一般的に消毒目的で使用されているのがアルコール(エタノール/エチルアルコール)です。

 アルコール消毒は手に付いた菌を洗い流す手洗いに比べ、消毒効果が高いと言えます。揮発性が高く、細胞の水分などと一緒に蒸発します。手荒れのイメージもありますが、最近は保湿成分が配合されている製品もあるようです。

 一方で消毒効果を発揮できる濃度(60~95%)が限られているという欠点もあります。手洗い後の濡れた手では効果が半減します。また炭そ菌などの芽胞菌と呼ばれる菌類やノロウイルスなどには効果は期待できないとされています。

 さらにアルコールには引火性があるため火気厳禁であったり、目や粘膜に入らないように取扱いに気を使う必要があります。

 他に代表的な消毒剤として次亜塩素酸ナトリウムがありますが、こちらも酸性の薬剤と混ぜると塩素ガスを発生するなど取扱いが大変です。さらに殺菌力を発揮するまで時間がかかります。

酸性電解水(次亜塩素酸水)を使った場合

 酸性電解水(次亜塩素酸水)は水に近い性状のため洗浄後のすすぎ水として利用できるのが特徴です。様々な菌・ウイルスに除菌力を発揮する反面、次亜塩素酸ナトリウムやアルコールと比較して相対的に安全性が高いことから各分野での衛生管理に活用されています。

 万が一、少量の次亜塩素酸水が目や粘膜に入ったり口に入っても影響は少ないです。

 なぜそこまで強力な酸性電解水(次亜塩素酸水)が人体に影響が少ないのかというと、人間の体内でも次亜塩素酸が作られているからなのです。

 人間の体内でも発生している次亜塩素酸ですので少ないリスクで使うことができるというわけです。

まとめ

 これまで述べてきましたように【次亜塩素酸水】は優れた除菌・消臭力がありながらローリスクで使用できます。最近では【次亜塩素酸水】は家庭で手軽に使える除菌・消臭剤としてかなり広まってきています。

 2002年には厚生労働省から食品添加物殺菌料として指定されています。(原材料・生成方法は指定されます)食品に対して栄養分に影響を与えず、漂白作用が低く、残臭も少なく、速やかに分解されます。

 人体や食品に影響が極めて少ない【次亜塩素酸水】は生活環境のあらゆるシーンで使用が可能です。ぜひ一度お試しになってください。

ファイルのアイコンこの記事を書いた人

㈱岡部機械工業 梅山 和久衛生管理者の資格を取得してから5年以上。徳島の岡部機械工業で社内の衛生パトロールを行い、職場環境の改善に取り組んできた。職場の環境衛生を整えることによって、健康優良法人に選ばれました。働くうえでは健康が何よりも重要だと思い、環境衛生について日々研究している。